豊橋税務署による講演会『「税を考える週間」 これからの社会に向かって』が開催されました!

会計学入門:豊橋税務副署長による講演会

 令和5年11月24日(金)、会計学入門(1年次必修科目)の講義では、豊橋税務署副署長の石川美保子様をお招きして、『「税を考える週間」 これからの社会に向かって』というテーマにてご講演いただきました。

 今回のご講演では、まず前半に、私たちの身の回りにある「暮らしを支える税」について、税の意義や役割、高齢化がより一層進展していくこれからの社会と税との関わり、税務行政の運営の考え方(内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現を図るための施策)、税を取り扱うスペシャリストである国税専門官の業務内容や魅力など、学生達にも理解できるように基礎からご説明いただきました。学生達は、税と社会の関係性について考える絶好の機会を得ることができ、真剣な眼差しで講演を聴き入っていました。特に、石川副署長にご紹介いただきましたハロルド・モス氏の言葉「正直者には尊敬の的、悪徳者には畏怖の的」が強く印象に残ったようで、国税職員の皆さんが強い使命感と正義感を抱き、日々の業務に就いていることに感銘を受けていました。

 また、後半では、統括国税調査官の坂井様、若手署員の小松様にもご登壇いただき、スマートフォンを利用した所得税申告の模擬体験(スマホ操作模擬体験)についてご説明いただきました。学生達は、石川副署長、坂井様、小松様の直接指導を受けながら模擬体験を経験でき、税務行政におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の進展も肌で感じることが出来ました。

 講演終了後も、石川副署長、坂井様、小松様が、学生達からの質問等に丁寧に応じてくださいました。

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