経営学科・見目喜重教授が「脱炭素普及啓発セミナー」で講演しました

 経営学科の見目喜重教授が、2025年2月18日に「脱炭素普及啓発セミナー」(主催:豊橋市、株式会社サイエンス・クリエイト)で講演しました。

 豊橋市は「ゼロカーボンシティとよはし」の実現に向けて脱炭素に取り組んでいます。その一環として、本セミナーは豊橋市の取り組み内容など脱炭素施策に対する情報と合わせて豊橋市内の創エネの可能性、市内企業の取り組み事例、信用金庫の取り組みや支援策を紹介し、脱炭素に対する疑問を解消することを目的に開催されました。

 セミナーの中で見目教授は「創エネによる脱炭素 ~豊橋市の太陽光発電のポテンシャル~」というテーマで、①豊橋の太陽エネルギー利用の優位性(ポテンシャル)、②太陽光発電を効果的に活用するための留意点について講演しました。その中で、豊橋市は全国的に見ても日射量が豊富であり、年間の太陽光発電量が一般的に言われている値の1.5倍に達することを「とよはしE-じゃん発電所」の実績値を用いて紹介しました。また、太陽光発電を効果的に活用するためには影による発電量の低下や、状況によっては太陽光パネル表面の汚れによる発電量の低下に注意する必要があること、さらに太陽光発電の導入拡大に向けて、今後はソーラーカーポートや営農型太陽光発電などによる未利用空間の活用の検討も必要であることを説明しました。

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