教員からのメッセージ
主に会計学領域の科目(会計学入門、管理会計、キャッシュフロー会計、監査論等)を担当しています。
会計学は、企業活動の実態を数値で可視化し、社会で必ず必要とされる学問になります。また、企業の財務状況について、数値による可視化を通じて客観的に把握し、数値の裏にある課題の本質を捉え、経営上の問題点を見つけ出し、課題解決のための経営上の判断に役立てるために必要な知識になります。
学生の皆さんには、「会計力」を身につけることにより、企業の経営上の問題点を発見し、経営的な視点での業務改善に役立つ助言・提案を、経営陣や主要リーダーに積極的に出来る人材になって欲しいと願っています。
企業の経営戦略に欠かせない武器となり得る会計力を、一緒に楽しみながら学びましょう!
所属・職位・学位
経営学部経営学科・准教授・修士(経営学)および会計修士(専門職)
略歴
~2019年3月 〔着任前〕 |
【学歴】 愛知県立千種高等学校、南山大学経営学部経営学科を経て、 2001年3月 南山大学大学院 経営学研究科経営学専攻 博士前期課程 修了 2008年3月 愛知大学大学院 会計研究科会計専攻 専門職学位課程 修了 【主な職歴】 ※大同大学情報学部総合情報学科非常勤講師、愛知学院大学商学部非常勤講師、愛知大学大学院会計研究科会計専攻非常勤講師の教育歴あり |
2019年4月 | 豊橋創造大学 経営学部経営学科 講師 ※愛知大学経営学部非常勤講師、愛知大学経営総合科学研究所客員研究員を兼任 |
2024年4月 | 豊橋創造大学 経営学部経営学科 准教授 ※愛知大学経営学部非常勤講師、愛知大学経営総合科学研究所客員研究員を兼任 現在に至る |
所属学会
- 国際会計研究学会
- 日本簿記学会
- 日本財務管理学会
- 日本社会関連会計学会
- 日本企業経営学会
- 日本税法学会
研究テーマ
- 管理会計
- 財務会計
- 環境会計
- 地方公共団体の財務状況把握
- 会計基準のコンバージェンスと我が国における制度的対応
- 財務諸表監査の失敗事例
- JA・連合会等の外部監査制度の変遷
研究業績等(主なもの)
- 若原憲男「日本企業におけるサステナビリティ情報開示の取組と今後の課題 -環境情報を中心として-」,『企業経営研究』第27号,日本企業経営学会,pp.17-31,2024年11月
- 若原憲男「農業協同組合における監査制度の変遷に関する一考察」,『豊橋創造大学紀要』第28号,豊橋創造大学,pp.1-11,2024年3月
- 若原憲男「マテリアルフローコスト会計の導入効果に関する一考察」,『経営総合科学』第118号,愛知大学経営総合科学研究所,pp.69-91,2023年3月
- 若原憲男「わが国における環境会計に関する史的考察」,『愛知経営論集』第181号,愛知大学経営学会,pp.13-49,2023年2月
- 若原憲男, 薫祥哲「仮想評価法による環境改善便益評価 -名古屋市堀川の事例-」,『南山経営研究』第15巻第3号,南山大学経営学会,pp.169-185,2001年3月
教育関連業績等(主なもの)
- 愛知県立豊橋商業高等学校 高大連携事業 担当講師(2019年4月~2024年3月)
社会活動
- 日本企業経営学会 理事(2024年9月~)
- 豊橋市上下水道事業経営検討委員会 委員(2024年11月~)
- 豊橋市・豊川市・湖西市の水道料金収納業務等包括業務委託 受託事業者評価委員会 委員長(2024年)
- 豊川市下水道使用料算定アドバイザー(2023年)
担当科目
- 会計学入門
- 工業簿記(上級)1、2
- 原価計算
- 管理会計
- キャッシュフロー会計
- 税務会計
- 監査論
- 会社法
- 専門ゼミナール1、2、3、4
- 基礎ゼミナール2
- キャリア開発1
ほか
ゼミナール研究テーマ
【若原ゼミ】会計学全般(財務会計、管理会計、税務会計、会計監査など)
- わが国におけるIFRSの導入および企業価値への影響に関する一考察
- AI技術の活用による会計領域への影響に関する一考察
- 不正会計の裏側 -過去の事例から見る原因と防止策-
学外講義テーマ
- 愛知県立豊橋商業高等学校 高大連携事業「開示情報から企業経営を知る」
- ラーニングフェスタ2019「会計の秘密を知ってみよう ~お店編~ 」
その他
日商簿記検定試験1級、全経簿記能力検定試験上級、公認会計士試験、基本情報技術者試験、警察庁情報処理能力検定上級に合格していますので、これらの関連試験に興味のある方は遠慮なくお聞きください。なお、学生時代は柔道部に所属していました。