第20回東三河ビジネスプランコンテストで経営学科3年・羽佐田汐音さんがアイデア部門・特別賞を受賞しました!
羽佐田さんが提案したビジネスプランは、「テイクアウト容器の開発 環境保全しながら⽵害を低減 『バンブーBox』」。
コロナ禍における食品のテイクアウトの増加に伴いプラスチック容器ゴミが増加していること、また管理されなくなった竹林による被害低減のための方策として、竹を粉砕してユリア樹脂とともに成型・圧縮した食品用容器の開発を提案しています。本提案の事業化により、廃プラスチックの減少と竹林被害の低減という社会問題を同時に解決でき、また循環型社会の形成に寄与することも期待されています。
経営学部では前身となる経営情報学部の開学以来、「起業家マインド」の育成を目的に「新しいビジネスを創造する」ための授業科目(担当:大野晴己客員教授)を展開しています。創造性豊かで実現性の高いビジネスプランは各地域で開催されているビジネスプランコンテストでも高い評価を受け、これまでに多くの賞を受賞してきました。
羽佐田汐音(経営学部経営学科3年)
テイクアウトを行っている飲食店でアルバイトをしていますが、新型コロナウイルスの影響を受けてテイクアウトが増え、環境に悪影響を与えるプラスチック容器のごみが増えていることに気づきました。このプラスチック容器ごみを減らしたいという思いから考えたのが竹の粉で作り、土に還すことができるバンブーボックスです。その特徴は、①竹の粉とユリア樹脂を用いることによって土に埋めると自然に還すことができる循環型商品であり、ごみの排出を抑制できること、②竹を用いることで竹林の管理につながり、森林の生態系を壊す竹害の問題も解決することができることです。2つの問題を同時に解決できる、そのような商品になっています。
東三河ビジネスプランコンテスト
本コンテストは、地域経済活性化をめざし、東三河地域を中心とした起業家精神旺盛なベンチャー企業および創業を予定する個人・法人からビジネスプランを公募し、選考の上、投資家支援・専門家支援・施設視線等多方面のフォローアップを通じて、そのビジネスプランの具現化を支援することを目的として開催するものです。