豊橋エコタウン・プロジェクト ~小中学校に設置された太陽光発電システムの状況調査~
脱原子力発電や地球温暖化問題などへの対応策として、太陽光発電はさらなる普及が求められています。この太陽光発電の長所の一つは、システム導入後のメンテナンスが不要なことです。その一方で、近年はシステムの故障や発電性能の劣化などの長期信頼性に関する問題点が指摘されています。
本プロジェクトでは、豊橋市内小中学校・特別支援学校(全75校)に設置された太陽光発電システムの訪問調査を通して長期信頼性に関するデータを収集し、システムの故障・性能劣化に関する分析・評価を行います。
開始から5年目を迎えた平成27年度の調査では、27校で29件のトラブル・故障が確認されました。システムの導入から年数が経つにつれて、さらなる不具合の発生も懸念されています。そこで、平成28年度は新たな計測装置を導入し、部分的な故障の有無を含めた調査まで活動の範囲を拡げます。システムに生じているトラブルを早期発見して対応できるよう、豊橋市教育委員会や市内小中学校との連携のさらなる強化も目指します。
過去の取り組み
- 平成27年度:豊橋エコタウン・プロジェクト ~小中学校に設置された太陽光発電システムの状況調査~(見目プロジェクト)
- 平成26年度:豊橋エコタウン・プロジェクト-2014 ~豊橋市内小中学校の太陽光発電システムの状況調査~
- 平成25年度:豊橋エコタウン・プロジェクト ~小中学校に設置された太陽光発電システムの状況調査~
- 平成24年度:豊橋エコタウン・プロジェクト~小中学校に設置された太陽光発電システムの状況調査~
- 平成23年度:豊橋市内小中学校の太陽光発電システムの稼働状況調査