経営学部3年生対象「学部自己理解促進プログラム 模擬面接講座」を実施しました
本学では、就職活動におけるスキル面を重視した就職ガイダンス等とは別にメンタル面の強化を目指した取り組みとして、2010年度からメンタルタフネス育成講座を行ってきました。2013年度からはメンタルタフネス講座(年3回)と2日間日程の模擬面接講座と連携させて合わせて5日間の学部自己理解促進プログラム講座として実施、さらに2019年度よりメンタルタフネス講座(年3回)は必修科目に統合されて実施されております。この就職面接講座は、全学生とゼミナール担当教員が参加し、企業人事担当やキャリアコンサルタントの方々の協力のもと行われる、3年生1年間の締めくくりとなる2日間の実践的な講座です。
今年度の模擬面接講座は、コロナウィルス感染症対策のため学生を午前午後の半分にグループ分けて3密回避をしながら、対面での実施としました。アクティブラーニングによる主体性・創造性の育成、自己理解を深める活動として、学生が採用面接官として擬似的な人事体験をします。このプログラムの大きな特徴は、学生が面接者と面接官の両者を体験できることにあります。特に通常経験することの出来ない面接官の役割をオブザーバーとして体験することによって、企業の人事の視点からどのような学生が求められ、何が評価の対象となるのかについて、企業側のニーズの理解と自己の職業観を理解できるようになることを目指しています。
企業人事担当やキャリアコンサルタントの方々に各グループについてもらい、人事担当者としてのフィードバックを貰いながらの自分自身での気付きや、iPadによるビデオ撮影と後日の振り返りを行うことによって、より具体的に学生自身が学修を進められる講座となっています。
受講後の学生からは、『OBの方からの言葉を今後に活かしていきたい。』、『実際の面接の感覚がつかめた。参考になった。』、『採用に関わっている方から直接アドバイスを貰えて良かった。』、『社会で働かれている方の話が聞けて良かった。一人一人違う視点からの意見を聞くことができて良かった。』、『本番のような面接を受けることができて貴重な時間だった。』、『自分に足りない点、良かった点が見つかった。』等の感想が寄せられ、体験からの自己理解や内省を深めることができた講座となりました。
自己理解促進プログラム 模擬面接講座
日 時: 2022年2月3日(木)・4日(金)
対 象: 経営学科3年生