第27回地域関連研究発表会で経営学部の学生が研究発表を行いました

 コロナ禍の中、オンラインで3月16日に開催された「第27回地域関連研究発表会」(主催:公益社団法人東三河地域研究センター)で、経営学部3年の新海雄大さん、近藤利哉さん、ならびに大学院研究科2年の小林あゆみさんが研究発表を行いました。

 この研究発表会は、東三河地域の4大学(豊橋創造大学、愛知大学、豊橋技術科学大学、愛知工科大学)がそれぞれの大学の特色を生かして行っている地域関連研究の成果を一般に紹介することを目的として行われています。本大学からは、それぞれ以下のテーマで発表しました。

  • 新海雄大、近藤利哉:
     地場産業のブランディング ~豊橋筆プロモーション・プロジェクトの活動~
  • 小林あゆみ:
     大規模太陽光発電システムにおける長期性能劣化評価方法の検討 ~豊橋市内発電所を対象にした検討~

 新海さん・近藤さんは、豊橋筆プロモーション・プロジェクトの活動内容を中心に発表。その中で、地場産業及び伝統工芸品は現在、問屋からの注文に依存している傾向があること、今後安定した収益をあげるためには工房や職人が自らオンライン販売等の販売経路を開拓して収益の柱を作ることが必要であることなどを発表しました。

プロジェクト活動内容の発表
(経営学部3年新海雄大さん、近藤利哉さん)

 小林さんは、太陽光発電事業の経済性を確保するために、システムの運転を停止することなく故障・性能劣化を評価する簡易的な手法として、システム間の発電出力の関係の経年変化や年間変換効率の経年変化から評価する手法を提案。豊橋市内発電所にそれらの手法を適用して、その有効性を検討しました。

研究内容の発表(大学院研究科2年小林あゆみさん)

 他大学や企業の方々から新海さん・近藤さんの発表に対して、「従来の購買層とSNSをよく利用する層には違いがあるように思うが、購買層は変わったのか」「購入者が情報を拡散してくれるとよいと思うが、そのために何か行っているのか」などの質問を、また小林さんの発表に対しては、「性能劣化とは、具体的にどのような状況を対象とするのか」「システムのメンテナンスの間隔により、劣化の状況は変わるのか」などの質問を頂きました。


第27回地域関連研究発表会

日 時: 2021年3月16日(火)13:00~16:05
     ※ZOOMによるリモート開催
主 催: 公益社団法人東三河地域研究センター
関連ページ: 公益社団法人東三河地域研究センター第27回地域関連研究発表会

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