第30回地域関連研究発表会で経営学部の学生が研究発表を行いました
2024年3月12日(火)に開催された「第30回地域関連研究発表会」(主催:公益社団法人東三河地域研究センター)にて、経営学部4年の山本昂平さん、ならびに小野水月さんが研究発表を行いました。
この研究発表会は、東三河地域の4大学(豊橋創造大学、豊橋技術科学大学、愛知大学、愛知工科大学)が各大学の特色を生かして行っている地域関連研究の成果を広く紹介することを目的として行われています。本大学からは、それぞれ以下のテーマで発表しました。
- 山本昂平:
コラボレーション商品の印象評価に関する研究
~地域SM のPB 商品をサンプルとして~
- 小野水月:
愛知県豊橋市での聖地巡礼を活性化させる施策の検討と提案
~「マケイン」の聖地巡礼を成功させるためには~
山本さんは、地域スーパーマーケットと地元企業がコラボレーション商品を開発・販売して地域の活性化を狙っていることに着目し、コラボレーションした商品としない商品が消費者にどのような印象を与えるのかを検討しました。その中で、コラボレーションする際には顧客が持っている地元企業への商品の記憶(イメージ)を生かすことが重要であることを示唆しました。
小野さんは、豊橋市が舞台となった「負けヒロインが多すぎる」のアニメ化の決定を受けて、豊橋市で聖地巡礼を活性化させるためにはどのような方策があり得るのかを分析し、アニメの持つ映像メディアとしての特性とソーシャルメディアの持つ特性が生み出した観光行動に焦点を当てて、先行研究や静岡県沼津市の事例研究等から今後の施策を提唱しました。
発表後、山本さんの発表に対して企業・行政機関の方々からは、「印象評価の調査に際しては、本物を見せる・商品が実際に並んだ時のことも考えると良いのではないか。」などの質問やコメントを頂きました。また、小野さんの発表に対しては、「沼津市の事例について、もう少し詳細に知りたい。」、「行政が積極的に露出しない方が良いという点は重要に思う。岡崎でも、民間のSNSが効果を上げている。」などの質問やコメントを頂きました。
第30回地域関連研究発表会
日 時: 2024年3月12日(火)13:15~16:30
場 所: 豊橋商工会議所 503会議室
主 催: 公益社団法人東三河地域研究センター
関連ページ: 公益社団法人東三河地域研究センター,第30回地域関連研究発表会