第22回東三河ビジネスプランコンテスト・アイデア部門で経営学科3年・青山姫香さん、彦坂美礼さんが受賞しました!
青山さんが提案したビジネスプランは「障がい者雇用を促進 ロスフラワーのビジネス 繋(きずな)」。売れ残った生花の加工・商品化によるロスフラワーの削減や、障がい者の方々の働く居場所づくり、地域づくりを目指したプランとなっています。花きの一大産地である東三河地域にふさわしいプランとして、今後の事業化が期待されています。
彦坂さんが提案したビジネスプランは「介護施設の職員を楽にするシニアオムツのサブスクショップ『らくにゃん』~オムツの配達から回収まで一貫体制できれいを応援~」。介護施設を対象にしたおむつの配達から回収まで一貫して行うサブスクサービスのプランで、入所者へのサービス向上を図りながら、介護施設職員の負担を軽減するプランとなっています。今後も介護施設の増加が見込まれる中、本プランの事業化への期待は高く、また同じ課題を持つ保育園や病院向けサービスへの事業展開も期待されています。
経営学部では前身となる経営情報学部の開学以来、「起業家マインド」の育成を目的に「新しいビジネスを創造する」ための授業科目(担当:大野晴己客員教授)を展開しています。創造性豊かで実現性の高いビジネスプランは各地域で開催されているビジネスプランコンテストでも高い評価を受け、これまでに多くの賞を受賞してきました。
青山姫香(経営学部経営学科3年)
現状、生花の30~40%が廃棄されています。また、障がいを持った方の働き先が見つかりづらいことも社会的問題となっています。そこで、本プランを立てました。ロスフラワーを少しでも削減する取り組みから、サシェやドライフラワーBOXなどの商品製作と販売が癒しを与えるフラワーセラピーにもなり障がい者の方々の働く居場所づくりができればと考えました。単なる販売だけではなく、教室を開講して在宅勤務も可能にすることで人材育成にも繋げていきたいです。
彦坂美礼(経営学部経営学科3年)
介護施設を対象にした、おむつの配達から回収まで一貫して行うサブスクサービスのプランです。オムツは個人特性をヒアリングし、肌に優しい利用者に適したオムツをお届けします。配達の際にはオムツの個別専用棚にストックするところまでを行うため、介護職員の運ぶ、棚に入れる手間はありません。また、利用者の着けごこちをリサーチしながら食事介助や散歩を行います。使用済オムツの廃棄には脱臭機能付き専用ダストボックスを用意し、ボックスごと回収しますので、片付けの手間は大きく減り、施設内の臭いも気になることはありません。介護現場の人手不足・時間不足というお困り事を、オムツの準備と片付けでサポートします。
東三河ビジネスプランコンテスト
本コンテストは、地域経済活性化をめざし、東三河地域を中心とした起業家精神旺盛なベンチャー企業および創業を予定する個人・法人からビジネスプランを公募し、選考の上、投資家支援・専門家支援・施設視線等多方面のフォローアップを通じて、そのビジネスプランの具現化を支援することを目的として開催するものです。