アカウミガメの保護救出作戦

アカウミガメの保護救出作戦

中野ゼミプロジェクト・三谷東小学校の模擬授業(2014/11/18)

① プロジェクトの目的

 アカウミガメは、国際自然保護連合(IUCN)および環境省の「絶滅危惧レッドリスト(Red List of Threatened Animals)」において、近い将来、野生では絶滅する恐れがある絶滅危惧種IB類(EN, Endangered)に指定されている。今年度のプロジェクトでは、昨年に引き続き、愛知県豊橋市市役所とNPO(豊橋うみがめクラブ、NPO法人東三河自然観察会、NPO法人表浜ネットワークなど)の保護活動への参加を通してアカウミガメの生態と保護活動について学び、独自の調査を通して、各地の保護活動のあり方や海洋自然環境の変化に関する理解を深めることを試みる。

② プロジェクトの活動計画

 「1年では足りないのでは?」テーマの継続は、市役所環境保全課で豊橋の自然保護を担当される方の示唆の反映でもある。プロジェクトテーマの選定に際しては、昨年プロジェクトリーダーを務めた内藤規文君が、達成できた点と未達成に終わった点を現メンバーに解説、このプロジェクトをブラッシュアップすることに合意した。今年度は、昨年不十分だった保護啓発ビデオや資料の質を高め、それらを小学校などにおける保護啓発デモ授業に利用することを試みる。

 スケジュールは、以下の通り。

5-7月 自主学習。豊橋市役所編『アカウミガメの足跡』2013年、亀崎直樹『ウミガメの自然誌』東京大学出版会 2012年などを用いたウミガメの生態や自然環境の変化に関する学習。
7-8月 保護員養成講座(午後-深夜)と自然観察会(早朝)への参加。
7月- 動画やポスター、スライドの作成。動画の質をワンランク高め、わかり易いスライド資料やポスターを作成する。
随時 清掃活動などのボランティア活動。
9-12月 小学校などにおけるデモ授業。
12月- 最終発表と活動の継続。報告書の作成と豊橋市役所環境保全課へのフィードバックなど。

過去の取り組み



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