さまざまなキャリアに触れてみる。自分なりのキャリアを組んでみる。
働く先輩たちによる講義 キャリア形成
「キャリア形成」は、さまざまなキャリアに接することで、
学生一人ひとりがものの見方を更新し、
人生の選択肢を広げていくことを目的としています。
講師は、本学の卒業生を含む20〜30代の、さまざまな分野で働く人々。
彼らがどのようなキャリアを歩んでいるのかを知ることで、
学生自身のキャリア形成の一助としていただくことがねらいです。
なお2008年度の「キャリア形成」は、
情報ビジネス学部・キャリアデザイン学科の全1年生を対象として、
豊橋創造大学B14教室において、秋学期に開講されます。
うち外部講師による講演は10月9日〜12月11日の9回にわたります。

●授業概要(2008年度)

名称
担当教員
特別講師
対象等
単位数
講義形式

「キャリア形成」
准教授 加藤尚子准教授 川北眞紀子
教授 佐藤勝尚(前学長)
情報ビジネス学部・キャリアデザイン学科 1年次(秋学期)
2単位(必修科目)
本学教員による講義および外部講師による講演+質疑応答で構成。

●謝辞

本講義は、ご協力くださった講師の皆様はもちろんのこと、所属する職場のご理解ご協力があって、
はじめて実現したものです。心から感謝いたします。


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メッセージ
准教授 加藤尚子
キャリアを自分で開拓するための手助けとして。
准教授 加藤尚子
この授業の目的は「目を輝かせながら仕事をしている人材」に触れる機会を学生に提供することにあります。「あの人のようになりたい」「あの人のように働いてみたい」と思える人たちに出会えることで、彼らの目標や意識、行動に変化が生まれるとともに、情報を察知できるアンテナが増えていってくれたらと考えています。このように「キャリア形成」の授業では学生一人ひとりの選択肢の幅や物の見方が更新されていくことを目指して授業を組み立てました。

Profile:専門は組織行動学。学生と見まがう風貌にやさしい笑顔をたたえる反面、愛の「毎回レポート」攻勢で学生の成長を促す熱血教員である。目を輝かせながら仕事をしている人に合うたびに、キャリア形成の授業に呼べないかと、声をかけまくっている。
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メッセージ
准教授 川北眞紀子
生の声の影響力は、予想を超えるものだった。
准教授 川北眞紀子
授業を担当する前は、「キャリアについて考えよう、などと一年生に言ってみても、わかんないだろうなあ」なんて思っていた。ところが、教員が話すのと、自分に近い世代の先輩たちの話とでは、受け止め方が違うようだ。素直な学生が多い本学であるが、講義を重ねるにつれちょっと生意気(ごめんなさい)なことを言うようになってきて、なんとも頼もしく感じた。外部講師との折衝は手間のかかるものだが、そんな苦労も吹き飛んでしまう。いい授業を持たせてもらったと思っている。

Profile:専門はマーケティング、広告論。「キャリア形成」の理念からはずれた人生を歩み、現在は教員2年目。サラリーマン、デザイナー、事業主、社会人学生という異色の経験を活かし、学生には「自分と同じ人生を歩むと遠回りだよ」と説いている。
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メッセージ
教授 佐藤勝尚
キャリアの基礎を固めよう
教授 佐藤勝尚
キャリア形成においては、自分が何に生きがいや幸福感を感じるのか、どんなことにやる気を起こすのか、を知ることが重要です。このことを自分自身に常に問いかけ、大学4年間をかけてじっくりと考えて答えを得てほしいと思います。人生の中で、この4年間ほどまとまった時間を過ごせることは多くありません。大学生活を有意義に過ごされんことを切に望みます。天は自ら助くる者を助く!

Profile:前学長。専門は事業戦略、事業システム戦略など。教育者になる前は、ビジネスマン、コンサルタントなどの経歴をもつだけに、キャリアに関する講義では、いつもと違う横顔を見せてくれる。
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●他のキャリア教育関連科目

「キャリア入門」
自分がどのような特性や興味を持っているかについて考える授業です。
自己発見テストの実施、自己紹介の実施、自らの興味の表現、といった機会を作り出すことにより、自分が何に喜びを感じ、何に向いているのかのヒントをつかんでいくことを目的とています。
「総合講座」
社長として活躍されている方々や起業家マインドを持った人材を外部講師として招聘するユニークなプログラムです。起業することや経営することへの興味を喚起し、また、第一線で活躍する方たちとのネットワークを広げる機会創出を目的としています。
文部科学省からの助成に採択されました。
本授業は、文部科学省平成18年度から私立大学等経常費補助金「私立大学教育研究高度化推進特別補助」により、職業観醸成のための総合的キャリア教育の実践を目指すとともに、学生一人ひとりのキャリアデザイン支援を目指しております。
ラジオ媒体を核に高大連携のキャリア教育プログラムを企画
キャリア教育の情報交換の場として、ラジオ媒体を核に本学と高校、企業が連携したキャリア教育番組を立ち上げました。大学生、高校生や高校教員、リスナーなどが番組を通じてシゴトのリアリティに触れ、楽しさ・喜び 、つらさといったものに気づいてもらうことを狙いとしています。
キャリア教育関係者の皆様へ
本講義は、教育関係者の皆様の聴講を歓迎いたします。ご希望の方は、事前にご連絡ください。
担当:川北 k-makiko@sozo.jp
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