第3講 広告の仕事 2006年11月26日
講師 株式会社リクルート 田谷和子さん

講師

株式会社リクルート

田谷和子さん


Profile:社会人5年目。「企画営業」として、高校生が自分らしい生き方を発見するお手伝い、大学短大の“その学校らしい”学生募集のお手伝いに励む毎日。



株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ

田中航さん


Profile:入社3年目。「広告作りの監督」として活躍中。高校在学中に悩みアメリカへ1年間留学、大学在学中にもフランスへ1年間留学と、少し“変わった”経歴を持つ。

講義レポート

●一日の仕事

はじめに、大学などの「学校広報」に携わるお二人の、一日の仕事の流れと役割を解説。朝早くから夜中まで続くハードな仕事ぶりに驚いた学生もいましたが、心から仕事を楽しむ姿は、とても輝いていました。

●「ワクワク」する
 瞬間とは

「キミにとってのワクワクとは?」そんな問いかけとともに、お二人のワクワクする瞬間を紹介いただきました。「自分の仕事が人のためになったとき」「熱い想いにふれたとき」「みんなと楽しく仕事できるとき」など、仕事への情熱があふれるものばかりでした。

●働き方のコツ

「自分のワクワクする瞬間を知れば、ワクワクする仕事選び、働き方ができる」おふたりのようにワクワクしながら仕事をするコツを学べたことは、大きな収穫になりました。

●学生への
 メッセージ

「大学4年間は自分の基準を作り上げるところ。自分らしさ、楽しさ、やりがい、いろんな発見がある時間です」さまざまな苦労や挫折を乗り越え、やりがいを見つけた先輩からの言葉は、学生たちの心に響きました。

●心に残る
 プレゼント

お二人のプロの技を駆使して、本学の教員・事務のスタッフたちの思いを集めたメッセージ集を制作していただきました。「みんなの夢を応援する」「冒険心に火を付ける」「一生の友であり、先生である」など、教員・スタッフたちの言葉は、学生たちに届いたはずです。

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受講生の声(抜粋・要約)

「自分のやることが人のためになる」「自分の想いからどんどん夢が広がる」など、二人の“働くこと”に対する思いを聞いて、自分の中のイメージがふくらんだ。(石塚健太)

広告作りの過程を知り、とても手が込んでいて驚いた。営業の仕事も、毎日お客さんのところに売り込みにいき、とても大変だと感じた。でもその分、やりがいの多い仕事だとも感じた。(大林拓人)

講師の方のお話から「この仕事とこの職場が好きだ」という気持ちがすごく伝わってきた。就職先を決めるにあたって、自分が社会をいろいろな面から判断するという力を身につけたいと思った。(山下沙千恵)

「日常モードと仕事モードを一緒にする」という話を聞き、おふたりが楽しそうに仕事をしているのが納得できた。日常=いちばん楽な素の状態なので、その状態で仕事ができればとても良いと思う。(杉村太一)

海外留学など、いくつものまわり道をしてきた田中さんの人生に関心を持った。人間、がんばればどんなことでもできるという勇気をくれたし、こんな人間になりたいと思うところがあった。(杉本悠太)

田谷さんの労働時間が長く、朝早くから働き、夜中に帰ってくるという生活に驚いた。それでもあんなに楽しそうに仕事の話ができるのは、本当に自分に合った仕事に出会えたからだと思った。(竹内麻紀)

うまくいかなくても、自分が楽しいと思うことで、まわりの空気を変えて、やりがいのある仕事につなげる田中さん。私もこんな仕事に出会えるよう、これからの2年間さまざまな方向に目を向けたい。(那須田琴以)

職業や職種を問わず「仕事」という行為には責任があり、その責任や働き方によって給料をもらうことが大切であることが分かった。自分はまだ進路を迷っているが、これを機に自分に合った道を見つけたい。(前田章裕)

田中さんが言っていた「コミュニケーションで楽しむ」ことは、どんな仕事に就いても大切だと思う。話す能力がなければ会話は弾まないし、理解もできないので、常識的なことは習得したいと改めて思った。(横関明貴子)

今すぐリクルートに就職したいと思ってしまった。心の底から仕事楽しんでいたし、やりがいも感じられたので、話を聞いていて楽しかった。見せていただいたビデオは、「やっぱりプロは違う」と痛感した。(梅田光範)

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