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ドロール、社会プロトコルを語る
研究ノート/ マーストリヒト条約と社会プロトコル(社会政策に関する議定書と協定)締結から20年後の、筆者(中野
聡)によるインタビュー。通常の立法過程と社会的パートナーによる交渉双方が、EU社会政策を形づくるメカニズムの構築が目的であり、後者は参加型民主主義の基礎をなす。 |
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民主主義の限界
ハンドアウト/ イギリスの政治学者、A.ギャムブルがアソシアティブ・デモクラシー論のコンテクストにおいて市場経済と民主主義の関係を論じる。現代社会の基本的前提とみなされる市場と民主主義だが、近代史は市場の優越を求める右派と民主主義による市場の統制を求める左派の確執の歴史に他ならない。21世紀の民主主義は、集権化した20世紀のものに比し、はるかに分散化した形態に求められるだろう。 |
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R.メイドナーとスウェーデン・モデル
ハンドアウト/ 戦後スウェーデン-モデルのアーキテクトの一人、R.メイドナーが、その興隆と衰退を論じる(B.
シルバーマンのインタビュー記事)。社会的平等が最早政策的目的ともされていない点において、戦後社会経済モデルは失敗した。しかし、連帯、高品質の公共サービス、普遍的福祉、積極的労働市場政策などの社会に深く根ざした伝統が解体された訳でもない。物価の安定と完全雇用を両立する方法の模索も、求められる。 |
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